喪中はがきと寒中見舞い
2021/11/07
葬儀全般の知識
立冬を迎え、公園の紅葉がきれいになってきました。
11月になると喪中はがきを出す時期になります。
「なぜ今から」と思うかもしれないですが、相手が年賀状の準備をする前に届けるのが基本的なマナーになります。
その為、
故人が亡くなった年の11月~12月上旬までに届くようにしましょう。
ちなみに、喪中はがきの正式名称をご存知でしょうか?
年賀欠礼です。
喪中の期間のお正月に
「新年に喜ぶ挨拶を控えること」を相手にお詫びする
という意味合いを持っています。
「お相手に訃報を知らせる目的ではない」ことに注意が必要です。
喪中の期間は亡くなられた日から1年間です。
喪中はがきは基本的に
年賀状を例年送付している人に送ります。
仕事とプライベートを分けるという人もいるかもしれませんが、
普段から年賀状のやり取りをしている間柄であれば、
喪中はがきで年賀欠礼を伝えるようにしましょう。
また、万一12月に亡くなられた場合、
喪中はがきは間に合わないため
寒中見舞いを送付します。
寒中見舞いは
年明けの松の内(1月7日)が過ぎてから送付します。
寒中見舞いにする理由は
12月下旬に喪中はがきを投函しても、
相手が年賀状の送付手続きを既に済ませている可能性が高いからです。
参考にしていただけると幸いです。
参照 日本郵政公社