精進落とし ~挨拶文例~
今回は精進としの挨拶文例をご紹介いたします。
挨拶文の一例として、ご参考にしてください。
~始まりの挨拶~
精進落としが始まるタイミングに、喪主または親族代表者が挨拶をします。
(親族代表者が挨拶をする場合は、故人との関係を述べ、軽い自己紹介をするとよいでしょう)
葬儀を手伝ってくれた親族などに感謝の意を伝えましょう。
<例文 その1>
皆様、本日は誠にありがとうございました。
故人の娘として、心からお礼申し上げます。
今後も、亡き母同様、変わらぬおつきあいを頂きますようお願いいたします。
誠にささやかではございますが、精進落としの用意をいたしました。
ごゆっくり召しあがりながら、故人の思い出などお聞かせいただければと存じます。
本日は、誠にありがとうございました。
<例文 その2>
本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。
皆様方には、温かいご支援をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
母の懐かしい思い出を皆様と語ることがなによりの供養になると思います。
誠にささやかではございますが、精進落としを用意いたしております。
お時間の許す限り、ごゆっくりお召し上がりください。
(それでは、グラスにお飲み物をお注ぎください。)
それでは、母の冥福を祈って、「献杯」。
ありがとうございました。
~締めの挨拶~
精進落としの最後にはタイミングを見はからい、喪主または親族代表者が締めの挨拶をします。
(開始の挨拶と締めの挨拶は、同じ方でなくても構いません)
またこの時点で、納骨や法要のスケジュールが決まっていれば出席者に伝えておきましょう。
<挨拶文例>
皆様、そろそろお時間となり、お疲れのことと思いますので、本日はこれにてお開きとさせていただきます。
長い時間、本当にありがとうございました。
こうして皆様にお集まりいただき、故人もさぞかし感謝いたしていることと存じます。
なお、遺されたわたくしたちもまだまだ未熟者でございます。
今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
本日は、誠ににありがとうございました。